江原啓之さん

「ソウルメイトにはふたつのとらえ方があります。
まず狭義のソウルメイト。これは、そう何人もいるものではありません。
二人が結びつくことにより、「大我の愛」に向かっていけるパートナー、
二人が組むことで、社会の役に立つことができるパートナー。
それが私の定義する狭義のソウルメイトです。後述する“ツインソウル”もそれにあたります。
もうひとつは、広義のソウルメイト。すべてのたましいは究極的にはひとつ(類魂)ですから、出会う人、絆を結ぶ人、みなをソウルメイトだということもできるのです。」

(中略)

「ツインソウル同士が出会うのは、出会う目的がちゃんとあるときに限ります。
雄しべと雌しべが出会って花が咲くように、二人が力を合わせることにより、社会に大きく貢献するような「大我」の仕事をするときです。
夫婦でラジウムなどを発見し、ノーベル賞を受賞したキューリー夫妻がそのいい例です。この場合はたまたま夫婦ですが、ツインソウルがつねに夫婦や恋人同士であるとは限りません。同性同士の場合もありますし、年が離れていることもよくあるのです。」

『人間の絆 ソウルメイトをさがして』(江原啓之著/集英社刊)より