1,相手の心を理解するために~人の性質を4つに分けて考えてみる
2,好きな人も嫌いな相手もあなたの心を映す鏡
1,相手の心を理解するために~人の性質を4つに分けて考えてみる
自分が相手に良かれと思って、何かをしたり、話しても、相手に自分の思いが伝わらないことがあります。
理由の一つに、相手の性質を考えないで、あなたの気持ちを伝えているというのが原因にあることがあります。
今回は、哲学博士の出口光先生の性質による人の分類を紹介します。
そして、これによって、相手の方が、どの性質が強く、
何を大切に思っているかを理解して、
相手に合った伝え方で、あなたの気持ちを伝え、
あなたの気持ちを受け取ってもらう方法をお話します。
まず、人を合理的が強いか、情緒的な面が強いかで考えます。
これを縦軸と考えます。
もうひとつの分け方で、冷静なタイプか、情熱的なタイプかを考え、それを横軸と考えます。
そう考えると、冷静で、合理的なタイプ、智。
冷静だけど、情緒的なタイプ、親。
情熱的で、合理的タイプ、勇。
情熱的かつ情緒的なタイプ、愛。
の4タイプに分けることができます。
つまり、智のタイプは、真理、興味、好奇心、探求、を一番大切にします。
親タイプは、平和、善、調和の世界を第一に考えます。
勇のタイプは、目的、達成、責任を取ることを強調します。
愛のタイプの人は、相愛と献身を大切にします。
これだけ、見てみても、勘の良いひとは、自分は、なにのタイプだとか、自分の周りの人は何のタイプか分かってきたと思います。
また、人は全ての要素があるので、自分を一つに決められないかもしれません。
最終的に全ての良い部分を成長させることが、
人として、成長できた最終的な人格となります。
今回は、これを知ることにより、相手がもしどれかが強いとわかったときは、相手のタイプの強いところを、大切にしてあげて接することです。
また、自分のタイプが強いところがあれば、自分が普段無意識にしてしまっていれ、相手には、悪印象を与えてしまっていることも理解できると思います。
例えば、智の強い人だと、相手が自分の話を理解できないと、心の中で、
「チェ!分かってない。バカ」
などと、言ってしまいがちです。
智のタイプの人は、心の秘密の源泉では、情報を評価します。
つまり、良い情報や、論理が通っているかを評価の対象にします。
欠点として、思考や評価はするのに、行動を伴わないことです。
このような感じで、その特質は、良い面と悪い面を併せ持っています。
このように、考えていけば、他の3つのタイプも長所を伸ばしたり、欠点に気をつけるべきこが理解できると思います。
あなたは、どのタイプだと思いましたか?
またあなたと親しいひと、またあなたとコミニュケーションの上手に取れていない人はどのタイプだったでしょうか?
相手のタイプを思いやって、相手の心の要求を尊重して、よりよいコミニュケーションを取るのに役立ててください。
好きな人も嫌いな相手もあなたの心を映す鏡
もし、あなたが対人関係で悩んでいたとします。
「あの人が、この世にいなかったら、どんなに良いだろう?」と、
でも、その相手は、あなたの心の中の暗闇を反射しただけです。
他人は、あなたを映す鏡です。
ぱっと見で、自分が迷惑をして、あなたが被害者であり、相手が加害者であるように見えるかもしれません。
でも、この考え方を変えない限り、自分が加害者であるという最悪の気持ちでいることを、ずっと続けるこをするしかありません。
この状態は、あなたがこの課題をクリアーできない限り続きます。
あながは、犠牲者でいる必要はありません。
もし、あなたが、犠牲者でいることを手放したいと思うなら、犠牲者の役を手放すことです。
あなたが、迷惑をしているように感じるのは、あなたの心を相手に投影しているだけです。
相手に、光を当てて、手放すことをイメージしてみましょう。
すると、あなたの心が本来の状態に戻ります。
本来、お互いは、愛であり、聖なるものなのです。
相手を変えようとせず、自分の心を変えます。
外の世界はあなたの心を反映しています。
親切な人も意地悪に見える人もです。
本当のあなたの心は、平安であり、愛です。