自分の生きる道を示してくれる神話やストーリーの話

 

 

 

人が本当に探して、求めているのは、人生の意味ではないともいえます。

 

何だと問われたら、それは、

 

今を生きているという経験とも言えるでしょうし、今という一瞬だけが存在しているとも言えます。

 

 

 

人は、自分の今いる状況に疑問をもつ時間を持てば、自分とは、何かとか、自分は何のために生きているのかとか自問します。

 

 

 

全くそういうことに縁のない人もいるかもしれませんが、今、精神の時代になったので、ほとんどの人は、そのことについて考え、答えを求めようとします。

 

 

 

そんな時、答えを求めようと、人は、小説を読んだり、映画をみたりして、その答えを探そうとします。

 

 

 

小説や、映画などの物語の中に描かれているものの、中心をなしているのが、神話などの不変的なストーリーです。

 

 

 

この神話などのストーリー、物語を聞くことで、自分の人生が何であるとか、自分で定義したり、意味付をしたりできるようになり、人は自分の行動の規範をもてたりします。

 

 

 

それは、自分にとっての地図や羅針盤、方位磁針などになるので、その物語の倫理観を手放したくなくなります。

 

 

 

今、人は、儀式を軽くみたりして、あなどったりするようになったりしています。

 

そして、短期的な緊急のことにばかり目をやって重要なことを忘れたりします。

 

 

 

しかし、儀式には、昔ながらの意味があり、それによって、単なる契約が、意味をもった神聖なものとなり、自分の人生に意味をもたせたりすることがあることを忘れると、自分の人生の本質を見失うことにもなりかねません。

 

 

 

自分の規範をもつと、他人をそれに巻き込もうとする行動をしたくなるような衝動にかられて、実際それをするようになるかもしれません。

 

 

 

でも、それは、おうおうにして、自分に対しての主張のことが多いんです。

 

 

 

今、人は本来の自分を取り戻して、変えるべき場所に帰ろうとしています。

 

あなたは、自分の羅針盤をもっていますか?

 

 

 

もし、まだもってないなら、自分の価値観を思い出すために、人間の根本的な神話が描かれている物語を読んでみることをお薦めします。