ソウルメイトに会えた人と二人との動物のソウルメイト


動物にも、ソウルメイトはいますか?

という質問を受けます。


わたしはいると思っています。


沢山の動物がカップルになるし、

中には、数十年パートナーとして一生を共にする動物も沢山いるからです。


そして、それは人間と動物にもいえると思うからです。


今回の話は、ある女性と、彼女のソウルメイト、

そして、二人との動物の話です。


彼女と彼女のソウルメイトである彼の二人は、よくある場所で出会いました。

彼女がレジを打っていたときに、

彼がたまたま、そこへ買い物に来ていたのでした。


二人は恋に落ち、結婚しました。

そして、家庭をもち幸せにくらしていました。


二人には、子供がいませんでしたが、

近所にのら猫がいました。


彼女が猫に愛情を感じたのは、自分が家が昔なかったからでした。


彼と出会って、幸せな家庭を気づいたのですが、猫は自分の過去とかさなり、

どうしても、見て見ぬ振りはできなかったのです。


彼女は猫にチキンをあげていました。

チキンが大好物だったからです。


でも、生まれながらの、のら猫であったその猫は、

人を信じるということを強烈に拒んでいて、どうしても、なつくことがなかったのでした。


彼女と彼は、20年もの間、食べ物を与えていたのですが、猫は心を開いてくれません。


二人は、ある猫のヘルパーに相談しました。


ヘルパーは二人の家を訪れて、猫を観察しました。

とても、心を閉ざしている普通では見られないくらいの人を信用しない猫でした。


強いトラウマが猫をそのようにしてしまっていました。


ヘルパーと二人は、猫の寝起きしているところを見ました。

ガラクタ置き場で、荒れ果てた場所でした。

でも、そこが猫には落ち着いたのです。


ヘルパーは考えました。

彼女のソウルメイトである彼は設計士だったので、

猫が依頼人であるとイメージして、

猫の居場所を二人の家に作るようにと。


そして、猫をどうにかして、病院へ連れて行く必要があるともアドバイスしました。

猫の口から悪い匂いがしたからです。


彼はのら猫の気持ちになり、隠れ家のような場所の家を二人の家に作りました。


そして、猫を病院へ連れていきました。


しかし、そこで分かったことは、猫がガンになっていたということでした。


ヘルパーは相談を受け、手術を受けるべきか二人に聞かれました。

現実的な問題で、費用も沢山かかるものでした。


ヘルパーは未だに心を開いていない猫を病院に閉じ込めて治療するのは、逆に不幸だと考えました。


でも、猫が新しい部屋の中の家でどうしているか、見てみることにしました。


今までは、チキンはもらうけど、ちょつと撫でようものなら、強烈な猫パンチが飛んできていました。


そこで、ヘルパーは手を恐れているので、怖がらないように、

手袋に大好きなチキンの匂いをつけて与えるようにとアドバイスしていました。


見てみると、なんと、猫は、新しい部屋の中の家で、

前よりはかなり静かになり、なんと彼女の手からチキンを食べていました。


ヘルパーはびっくりしました。


これは、手術を受ける価値があるのではと

そしてそのほうが幸せなのでは?


そして、費用のこともあるでしょうが、

よく考え、二人に手術を勧めました。


二人は、決断して、猫のガン手術を受けさせました。


それから、時が経ちました。


猫のガンの手術は、大成功しました!


そして、猫は、家の中の自分の居場所を気に入り、

二人に撫でられるほどになりました。


それを見たヘルパーは本当に驚きました。

今までの凶暴さは嘘のようになっていたからです。

やっと20年の間、閉ざした心を開いてくれたんですね。


猫は二人の子供のようになりました。


いまでも、二人は猫と一緒に幸せに暮らしています。